さて、お次はシングルスです。3人リーグで上位2名が決勝トーナメント進出。僕の相手はカットマンK君とダブルスで対戦した前陣表のK君。カットマンK君が1年先輩と聞きました。二人ともピチピチの20代、ワォ!
しかも、僕の高校の後輩なんだとか。ここはひとつ先輩の威厳で持って・・・「今日は誕生日なんでよろしく!」と初対面のカットマンK君にジョーダンをかましたが、「じゃあ、悲しい誕生日にしちゃいましょう!」と冷たくされてしまった僕でした。
ラケット交換の時には、「これ違反ラバーです」と堂々とした確信犯的態度にやや眉を顰めた僕。こと卓球に関してそういういい加減な姿勢の選手には負けられないと内心闘志に火をつけたのでした。
試合が始まって早々、彼は打球直後に奇声を発しました。彼は入らないと思ったようですが僕が次に打つタイミングでのその行為にまたしてもマナーの悪さを知って、きっちり勝たなくてはいけないと考えました。これは先輩としての無言のアドバイスです。
彼の実力は僕より上だったと思います。しかし、僕には負けられない理由が出来ました。なので、何が何でも頑張りました。最初僕のループをカウンターされたり、横交じりのカット(ツッツキ)で翻弄されたりしながらも何とか喰らい付き、3-2で逆転勝利しました。本当の勝負どころで踏ん張りが利かない彼の精神面も予想通りだったということです。
卓球の神様がいたら、当然こういう結果を当人に突きつけることだろうと思うわけです。試合後に握手を交わそうと手を差し出したら、「インフルの事があるので禁止云々・・・」と言われたのでさすがに僕もがっかりしつつ「するのいやかい?「と冗談交じりに言いつつ握手したのでした。彼の更生を心より祈ります。普段を知ればごく普通の若者なんでしょう。しかし、ちょっとしたことでも、それが卓球の成績と密接に関係することを僕は断言します。
話は戻って、次はダブルスでやられたK君と対戦。じつは1週間ほど前に練習で5セットマッチ試合をしていました。そのときが初対戦で、なかなかミスしてくれない速攻?選手でした。1-3で負けました。試合後監督や他のコーチと話しながら、彼にはフォア狙いが有効ではないかというアドバイスをもらっていたのが結果につながりました。
そうです、表ですが彼は速攻と言うよりはブロックマンに近い卓球をしていたのでした。なので、バックのショートよりも止めに来るフォアを打ち抜くことにしたのです。また、対戦の中でサーブの左右のコースに翻弄されていたのですが、ある癖に気づいてからだいたいどちらに来るか読めるようになりました。
さらに、カットマンに動かされた僕は振りも足の動きも普段以上に良くなっていた事もあり、このリベンジ戦も逆転フルセットの末に勝つことが出来たのでした。試合後彼から話しかけられた際にリサーチ済みだったことや作戦のことを話しました。それは彼の卓球にもう少しだけ攻撃性をプラスして欲しかったからです。これで、次は僕が負けるかもしれませんがいいのです。そのときは彼の奮起を喜べるからです。頑張って欲しいです!そして、僕もまた頑張ればいい。
つづく・・・
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