この間の身体に関する本に書いてあったことで僕自身知らなかった事を取り上げて見たいと思います。
まずは実験です。ラケットを持ってください。フォア前の短いツッツキサーブをフリックすると想定して腕をしっかり伸ばして(ひじを曲げないで)素振りしてみてください。
次に今度はハーフバウンドのツッツキサーブ(先程より長い)のフリックをしてみてください。腕は少し曲げた状態です。どうですか?上手くできましたか?
先程の腕を伸ばしたフリックとひじが曲がった状態でのフリックで何か違った点はありませんでしたか? この違いに気付けばフリックがもっと上手くなる可能性があります。
さて、話をちょっと変えます。試合などで緊迫した中でのレシーブで、フォア前に極端に短いツッツキサーブが来ました。このボールに対し身体から遠いにもかかわらず上手くフリックしたとしましょう。次のレシーブでさっきより長く出そうな同じサーブに対しフリックが簡単に決まると思ったのに変に縮んでスイングしてしまってフリックがネットしたなんて経験がないですか? なぜか縮んだ。これは精神的に弱いからそうなってしまったのでしょうか?
じつは理由があるのです。その理由とは骨格に関係があります。それを証明する動きを実際にやってみましょう。まずは手に何も持たず前方に真っ直ぐに伸ばしてみてください。手の平を上に向けた状態から180度返してみましょう。その時の回転軸が小指付近に来ているのを感じ取ってみて欲しいのです。OKですか?
次は小さく「前にならえ」状態にして(ひじが曲がった状態)同じように手の平を返してみましょう。そうすると回転軸は中指の辺りになることが確認できるはずです。ここまできたら理由が分かりましたか?
つまり、伸ばした状態と曲げた状態では同じようにフリックしているつもりでも前者の方が振り幅が大きくなる分フリックもボールが飛びやすい動きになるということなんです。
試合の緊張感の中でガチガチになっていて、レシーブを縮こまった腕でやったとしたらただでさえシャープに振れない上にスイング自体も小さくなってしまうフリックにミスが出るのは当然。腕を伸ばすことが大事だと言う理由が骨格、特に関節の形状から来るということが分かったのです。
なので、もし、腕を曲げた状態でフリックするとしたらやや大袈裟なスイングを意識してみましょう。きっと思ったような打球が飛ぶようになると思います。
この違いを上手く使えば場面に応じてひじを曲げたり伸ばしたりしてやってみるといいと思います。例えば、普段はやや曲げてフリックするようにして、ビビる場面では腕を伸ばしてフリックするというのはどうでしょう? ちびった打球にならずに済むかも知れませんよ。
>> 続きをみる
ページトップへ戻る